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月よりの使者



今月22日は満月だったらしい。月齢カレンダーで調べてみると満月、大潮とあった。

というのも24日、来年公開映画に併せて発売されるサントラCDジャケットの色校チェック中に、ふと窓の外に目をやると、偶然にも東の空低く、煌々と光る大きく膨張した丸い月が飛び込んできた。その神秘的、幻想的、しかも思わせぶりで不思議な存在は何かが起こりそうなただならぬ霊気を漂わせていた。

そして月と目が合ったと思った瞬間、月の狂気に触れてしまったのか、自分の脳裏には映画のフラッシュバックのように音楽のこと、映画のこと、サッカーのこと・・・なことが交じり合いながら凄まじい勢いで駆け巡り、クラクラと眩暈が起こったかのようなmoonstruck状態に陥った。


moon



美しい月はひとを感受性豊かな月の主(月を客に人を主に見立てて、月を深く愛し、眺めている人の意)にするだけではなく、奇妙で妖しい気分にさせる魅力を持つようだ。

またピンク・フロイドのアルバムにも「狂気(The Dark Side Of The Moon)」とタイトルにあるように、月は常に同じ面だけを地球に向けて回り、決して裏の顔など見せることはない二重人格者である。さらに月は毎日刻々と、刻々と変化し続ける。まるで我が心のように。

Mark Twain "Everyone is a moon, and has a dark side which he never shows to anybody."


また、古今和歌集でも大江千里が、
「月見れば千々にものこそかなしけれ我が身ひとつの秋にはあらねど」 と歌っている。

(月を見ていると、あれこれとめどなく物事が悲しく思われる。これも秋だからだろうか。秋は誰にもやって来るもので、私一人にだけ訪れるわけではないのだけれど、それでも自分一人ばかりが悲しいような気がしてならない、の意。)


月の表現は美しいものが多い。

「鏡花水月」
「花鳥風月」
「Cry for the moon」(無いものねだり)=「名月を 取ってくれろと 泣く子かな」 一茶
「赤い月」=「ロザ・ムーナ」 など。


そして、名曲も多い。
「Blue Moon」
「Fly Me To The Moon」
「Moon River」
「Moonlight Serenade」
「Mr. Moonlight」etc.





子供の頃の月と言えば、何と言っても月よりの使者、「月光仮面」(Moonlight Mask)だった。

白いターバンと覆面の上に黒いサングラスをかけ、全身白の衣装にタイツをはいて白マントをまとい、悪事のあるところへオートバイに乗って颯爽と現れ、悪を蹴散らし人々を救い出すという物語である。そこで、白い手ぬぐいで顔を包み、目の周りに黒い靴墨でサングラスを書き、白いシーツをマントにし、水鉄砲を手に、甲高い声をわざと低く落として「憎むな、殺すな、赦しましょう」と唱え、廃車寸前の三輪車に乗る月光仮面ごっこが大ブームであった。

そして、ごっこに夢中になり過ぎ、夕飯の時間も忘れてしまったリトル月光仮面を、業を煮やして呼びに来た鬼母は怒りの目を三角にしながら、「お前はお遊戯会の狸か!、それとも傷痍軍人さんかい?」と首根っこを掴み引きずって行くのだった。居残った悪役担当のチビどもは「月光仮面、弱すぎ~」「弱すぎ~」とやたらに囃し立てていた夕景が懐かしい。

ちなみに本物の月光仮面のターバン前面には三日月のシンボルがあり、これは月の満ち欠けを人の心になぞらえ、「今は欠けていても、やがて満ちることを願う」という理想が込められていたらしい。

来季、さらに満ちることを願うCerezoの3番目の月、三日月は3番茂庭仮面である。今季の茂庭は月の剣(三日月の異称・その形が刀剣に似ている)を持ち、月とも星とも(非常に頼りにすること)と称される賢者の海(クレーター名)を支配する勇者であった。その反面、「月満つれば則ち虧く」(ものごとには、必ず栄枯盛衰がある)という言葉も決して忘れてはならない。 


満月の夜、人狼は狼と化す。

そんなCerezoは満月を挟んで快勝した。20日、31節ホーム・マリノス戦完勝。マリノスはキックオフ直後から立ち上がりの主導権を取るべく、前線からの高い守備意識を持って臨んだ。しかし、スピードで勝るCerezoは徐々に優位に立っていった。前半の飛ばし過ぎが祟り、後半足が止まりつつあったマリノスは裏への対応が遅れ出し失点。特に、CBのスピード、スタミナの差(月と鼈)が顕著に出たゲームだった。守備の我慢強さ、堅実さ、強さ、速さ、巧さは月に磨かれたように輝いていた。

十五夜に次いで月が美しいとされる十三夜は、13番清武に相応しく、そのセンス溢れるプレーはやがて満ちることを願う。そして、ほぼ満月に近い十四日月、14番家長は月の光を纏い左足を美しく振り抜いた。「月に代わってお仕置きよ」

23日、32節アウェイ・川崎戦は手に汗を握る好ゲーム。川崎守備陣は堅牢で双方慎重に立ち上がりから我慢比べの様相を呈した。Cerezo右サイドを川崎は厳しく突き優位を保とうとするが 、立待月(十七日月、たちまちに出る月)の17番酒本は突破とアーリークロスで反撃に移った。川崎は何故か徹底したサイド攻撃を行わなかった。
そして、後半、満月(十五夜・望月)が明るく輝き、15番小松塁の待望(月)の先取点。ゲームがさらに動き出した。 

上弦の月(正確ではないが)9番アドリアーノの「月面宙返り」並みスーパーゴールも飛び出し勝利。完全に辛抱した守備勝ちのゲーム。

惨敗した開幕戦から思えば驚くような素晴らしいチームへと変貌を遂げた。そこには下弦の月、22番大海、茂庭を中心に前線からの高い守備意識が徹底され、奔放な攻撃と相まってスタジアムへ足を運ぶ価値のあるサッカーがあった。今季、新たに加わった先発の大半を占める補強選手たちは、地球の周りを公転する約38万km離れた美しい衛星から送り込まれた月よりの使者に違いなかった。 

そして、月に向かって狼は咆哮した。


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