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本の匂い

  • 2010-12-21 Tue 14:26:52
  • Others

昼間の閑散とした書店が好きだ。そこで通路に立つと平積みや囲む書棚に整然と並べられた本から際限なく放出される活字や絵の微粒子が、全身に降り注いで来るような錯覚に陥る。それぞれの書物は独自の香りたつ匂いを発散し、それらが書店のオーケストラピットでブレンドされたような知のかぐわしい芳香を充満させている。真新しい紙とインクの匂いが混じり合い、胸をキュンと締め付けられるような不思議で甘酸な香りのベールに包まれる。
そして、自らの小さな存在をアピールするオーラを健気に放つ本との偶然の遭遇は、書店へ足を運び初めて生まれる。


書店



また、外国の空港に降りたったときに感じる、食文化と気候と民族の遺伝子の違いから生まれる各国独特のあの匂いと同様に、洋書、輸入アナログレコードやCDの紙ジャケットなどもスイーツの甘さのようなインクの香りを漂わせている。

知の倉庫、図書館にも特別な匂いを感じる。ひんやりとした空気、少しばかりカビ臭いような本の汗の匂い、時を重ねた無数の本から醸し出される心地良さと歴史の匂いがそこには閉じ込められている。そして、書物が静かにつぶやく知識や感情や情報の声が全方位から聞こえてくる。


図書館


ルネッサンスの三大発明は「火薬」「羅針盤」「活版印刷」。知識や情報の保管・伝達は、紙の上にインクを乗せるというグーテンベルグ以来の活版印刷技術によって媒体文化へとなり得た。世界に存在する本の匂いは人類が創造した最高の媚薬である。


今年は、確か2004年から数えて3回目の“電子書籍元年”である。元年が3回もあるとはお笑い種だが、それは出版業界の混迷を表しているのではないだろうか。作家達の活発な動きもあり、出版の電子化も本格的になってきた。iPadの出現など携帯端末で読む電子書籍にはそれなりの利便性があるにしても、やがて消えていくかも知れない匂いの文化は手放したくない。知が匂いのない世界になっていく。電子書籍がメインストリームに上がれば上がるほど、本というものに対するひとの記憶や感情は必ずや変質するであろう。その是非をゆったりと見守りたい。
 
何と本の匂いスプレーなるものが存在するらしい。その名も『Smell Of Books』。絶句。



2010年6月17日朝日新聞夕刊に「地域に密着 信頼こそ財産」のタイトルで地方書店経営の記事があった。
概略は、
松山市駅前の街の本屋さんは既存の書店から地元出版社発行の郷土書専門店に衣替えし、地元文化を読者と結ぶ拠点になることを決断した。空港ロビーの一角に「愛媛の本」コーナーを設置したところ、飛ぶように売れ出し、観光客は情報源として旅の思い出に、地元客は旅行や仕事帰りに購入するようになった。
また、静岡市の老舗書店は新聞販売所との提携を新たに始め、無料配達を地域との接点として利用している。朝夕の新聞配達時に本を届け、注文もとる。結果、書店は新規顧客開拓が可能になり、新聞販売所は売り上げ増に加え勧誘のきっかけにもなった。
そして、京都の大型書店に成長した本屋さんは創業時の「街場の本屋から一歩も出ないこと」を哲学にし、来店客との徹底的したコミュニケーションを図り、密度の濃い関係で培った客との信頼関係を企業成長の強みにしている。
といった内容であった。

このような各書店の地域密着に向き合った真摯で独自の経営努力が、サッカークラブと地域住民の強い信頼を結ぶヒントになるのではないかと思う。Jリーグ37チーム、各クラブそれぞれが横並びの存在ではなく、唯一無二の価値を示すためにも、そろそろ積極的な模索と改善を進める時期に来ているのではないだろうか。
そのためにはチームマネージメントに先進・先端・革新・前衛性を求めるアプローチが必須条件となる。そして、そこから自らの姿を省みることにより、進むべき道が初めて見えてくるのではないだろうか。


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