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Moneyball

  • 2011-12-21 Wed 23:07:29
  • Others


先日、紹介した元Cerezo社長・藤井純一氏著「日本一のチームをつくる」4章に”緻密な加点方式評価システム「ベースオペレーションシステム」”という一項がある。これは FC Bayern München や MLB の選手評価システムを参考にした日本ハム・ファイターズの最高機密データ統計であるらしい。分析は12球団所属の一軍選手及びドラフト対象者を含め約850人に上るという。

これにぴったりオーバーラップしてくるのが、Michael Lewis 著「マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男」(原題:Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game )である。MLB の中でも資金力に乏しい弱小球団 Oakland Athletics の名 GM Billy Beane が、金満球団に対抗するために膨大なデータ分析によって開発した独自の「マネー・ボール理論」を用いて、他球団が目をつけない優良選手を低予算で手に入れて常勝球団に生まれ変わらせていく過程を描いたノンフィクション本だ。ここでいうGMとはチーム編成や強化の責任者のことで、General Manager の略。その仕事は主に予算内でチーム戦力を整備し、優勝もしくは好成績を上げることにある。つまり、コストパフォーマンスの高さがその力量となる。

moneyball6.jpg Billy Beane
Book & Billy Beane


これを題材に映画化されたのが Brad Pitt 主演の「 MONEYBALL 」(2011年米)。

MONEYBALL 4
監督: Bennett Miller 製作: Brad Pitt 他 音楽: Mychael Danna


この映画の見所は何と言っても、イェール大学卒の秀才でデータ分析にはたけるが野球経験が全くない Peter Brand (Jonah Hill)との出会いから、彼の唱える革新的な「マネー・ボール理論」に共鳴したBilly の揺るぎない信念と強烈な推進力や精神力の様にあるだろう。Athletics というチームは選手の年俸総額が常に下から数えた方が早く、毎年のように優秀な選手がFAで移籍していくと聞く。この話、とても他人事とは思えないのだが(笑)

moneyball5.jpg
Jonah Hill


「マネー・ボール理論」とは統計学を用いて勝利の要因を分析する手法のことである。勝つためには点を取ることが必要であり、そのためには何が重要であるかを解析し、それをどのように解釈するかに重点が置かれる。この考え方、アプローチを「セイバーメトリックス」と呼ぶらしい。これは従来の他球団の採用する選手評価とは大きく異なるため、コストパフォーマンスのいい選手を他球団やドラフトから獲得することができるのだそうだ。

また、このことから当然、出塁率・投手力・守備力・ドラフト戦略・チーム戦略に独自の評価基準を持つ。例えば、ホームラン・打点などの「偶然性」に左右される指標を軽視し、出塁率を重視する。つまり、四球を選ぶ選球眼に重きが置かれ、盗塁やバント・エンドランなどは、アウトを与えるリスクとリターンから禁止される。これは選手採用の際にも徹底される。統計分析を用いて選手の評価指標を設定するため、プロで未知数の高校生は獲得されないのである。

ところが、このような革新的な経営戦略をマネジメントしようとすると、高いハードルが待ち構えている。それは偏見や既得権、または旧態依然とした体制とかシステムである。ひとが何かを変えようとする時、そこには必ず保守的な考えが存在する。野球ではこれまでの慣行を重んじる古株のスカウトや選手・監督らの抵抗勢力のことだ。それでもBilly は抵抗勢力の壁をセイバーメトリクスを駆使し、乗り越えていく。そして、その結果、ドラフト戦略や若手選手の育成が奏功し、プレーオフの常連となるなど誰も予想だにしなかった奇跡を起こしたのだ。この能力分析を主軸とした球団運営論はスポーツマネジメントに興味がある者にとって必見の映画ではないだろうか。



挑戦者の立場で権威に挑む、野心家であり短気者、歯に衣着せぬ言動、弱小クラブを強豪クラブへ、厳しい挫折と苦悩の日々、名参謀とのタッグマッチという構図は Nottingham Forest FC で1979、1980年に UEFAチャンピオンズカップ2連覇を成し遂げた Brian Clough というイングランドのサッカー史にその名を刻む名将のことが脳裏に浮かぶ。彼のことは映画「くたばれ!ユナイテッド-サッカー万歳」(原題 The Damned United 2009年英)に詳しい。

The Damned United3 Brian Clough 7
The Damned United & Brian Clough



また本編の話に戻るが、この作品は元野球選手たちが本人役で出演しているだけあって、野球シーンがリアルだ。そして、選手のクールなバナーやロッカールームなど球場の裏側も映し出す。しかし、予定調和に感じる情緒的なシーン描写とベタな演出に多少の物足りなさを覚えるが、離婚した妻と住む娘の歌の可愛らしさとセンスの良さに救われた気がする。

moneyball movie





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