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馬券と尻尾

  • 2011-02-14 Mon 12:25:30
  • Others


大阪で見た。

初老の小柄であまり風采のぱっとしない男が電車のドアが開くやいなや、想定外の敏捷な動きをみせ、一目散に空席目掛けて乗り込んできた。勝って知ったる我が家のソファーでもあるまいに、もの慣れた様子で横柄に大きく股を拡げてどっかとシートに座ると、おもむろに手に持つ競馬新聞を股座に挟んで、懐からおそらく数百枚はありそうなどっさりとした馬券の束を取り出し、大河ドラマに登場する老獪な軍師のような表情を浮かべ、算段する眼差しをさらに細めて淡々とその点検を始めた。

微かに酒とたこ焼きのソースらしきものが混じった甘酸っぱい臭いをあたりに漂わせる男は、両手の人差し指と親指に交互に唾を着け、しきりに何かを呟きながらベテラン番頭はんがテンポ良くソロバンを弾くような器用さで、一枚々を文字通り舐めるようにチェックしていった。着古して日に焼けた薄手のアースカラーのアウターを着込んだ男は、自分の買った馬券に当たりを確信したのか、納得した様子で前後に被りを振る仕草をみせ、満足そうにそれを元の懐に仕舞い込み、やおら空いてしまったお世辞にも長いとはいえない両手を前に突き出し、体操らしきものをリズミカルに奇妙なグルーブで始めたのだった。ふと目に入ってきた彼のアウターの袖口は汚れが目立ちにくい色にも関わらず、強い変色を見せていた。

いつか、どこかは、はっきりとは思い出せないが、この時出くわしたその男の醸し出す空気に、ピカレスクの臭いを強烈に感じられる既視感によって、何か自身の若気のいたりの苦い後悔ともカオスともつかない不思議な感覚に襲われた。大阪は懐かしさと自由と夜郎自大な空気が充満している。そして、電車を降りるまで何故かその男のレース結果が、ことのほかずっと気になってしまっていた。

馬券場客馬券場客2
場外馬券と勝負師たち


自信過剰の青二才の頃、バイト帰りに不似合いにも某名門ホテルのバーで女性と待ち合わせていた。自分ではその時代のトレンド発信地、渋谷の「ミウラ」でリスクを冒し熟慮決断の挙句、清水の舞台から飛び降りたつもりで購入した、イケてるはずのウエストコーストポパイ風ファッション(ビンテージのネルシャツとコーデュロイのパンツ、スニーカー)でバッチリ、キメていたつもりだったが、後で連れに聞かされた話では、そこのバーテンが「木こりかなんかのひとですか~?」と普通に聞いてきたという。「放肆!」

しかし、当時を振り返り、微かな記憶を辿ってみると、髭づらで体型的にもドンピシャの時代、言いえて妙。


David Clayton-Thomas
David Clayton Thomas - Blood, Sweat & Tears


そう、木こり繋がりで最近気になることいえば、巷では怪獣ブーツ?流行の異常現象がある。渋谷でも心斎橋でも、映画「怪獣たちのいるところ」になってしまっている。遠目からもひと目でわかる、フェイクファーやあの怖い動物愛護団体に目を付けられそうな極少数派のリアル・ファーを足元や身や尻に纏った若い女性が大量発生して街を闊歩している。ところで、あのあんなにも若いリアル・ファー族の正体はいったい何者なのか?国税調査官並に徹底調査を強行してみたいほど疑惑の念にかられているのだが、彼女たちは他人のそんな心配には一切お構いなく、ブーツばかりか頭から足元まで過剰な数のフワフワ、モコモコ、ボアボアと見るからに柔らかそうなもので全身をスッポリ覆いまくっている。おいおい、「全身毛だらけ、猫灰だらけ、ケツのまわりは○○だらけ」、寅さんじゃあるまいし。

怪獣ブーツ尻尾
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こちらは、ガチャピン・ムックとは仕事上、実際に長い付き合いなわけで、マジでファッション的にはカブって欲しくはないのだが、上の画像にあるように、素敵に似合う女子は親父たちが見ても良いものはやっぱり良い。何故なら、そこには「いまを生きる美」があることを我々も充分に感じ取れるからだ。しかし、いくら自由世界だからといって彼女たちを野放しにしてしまうと、アイテムの可愛さを自分の可愛さだと勘違いする贋物の怪獣だけが無駄に増殖するばかりで、その結果、見慣れた街の景観を無残にも破壊してしまう懸念を抱く。

だから、いっそのことJFAを倣い、「怪獣系ファッション109公認ライセンス(仮)」とやらを認定してもらい、それを取得するために怪獣度に磨きに磨きをかけ、老若を問わず女子みんなでお洒落で洗練された美と可愛らしさを競って頂こう。そうすればきっと、各地に素敵な怪獣たちの棲む街がたくさん誕生するに違いない。日本の都市美と女性美を守るためにも是非。

ところで、あの柔らかそうな尻尾は無断で触ったり、掴んだりすると当然違法行為になるんだろうが、尻尾を見るたびに、そこら中にバニーガールが生息していた時代が無性に懐かしくなる。代わりにロビーでもいじくり倒してやるか。待てよ、あいつは何かフワフワ、モコモコ、ボアボアしたもん、着けてたっけ・・・?

セレッソ ロビー

尻尾が・・・




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