Home > 2011年06月

2011年06月 Archive

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

AAaAAaaahhh PUUTOOOO!



FIFA U-17 World Cup Mexico 2011 視察から帰国した。
約1週間で日本戦2試合を含む合計6試合を観戦するという弾丸ツアーのようなタイトスケジュールであったが、参加者のサッカーへ対する向学心の熱さに比べると、世界一の肥満国メキシコの日中40度を超す気温など全く苦にならないほどであった。



吉武博文監督率いるこのチームの特色はまとまりのある組織力である。まだ技術的に未熟で、ここぞという時に簡単なミスを連発してしまうが、勝利へのひたむきさがこのチームからは伝わってくる。

初戦 vs ジャマイカ( TV 観戦)を 1-0 でなんとか辛勝したが、第2戦 vs フランスでは暑熱省エネサッカー・フランスに前半24分、先制されてしまう。フランスはそれまでのリズムのない攻撃から一転、スイッチオン、一瞬の隙を突いた得点臭覚は見事でさえあった。後半、No9 南野拓実(Cerezo大阪U-18)が今大会初登場、それまでの健気なポゼッション主体のサッカーに強い化学反応をもたらした。

拓実が前線で積極的に絶えず上下動を繰り返し、クサビを受け、そして、裏を狙い相手 DF ラインを下げさせた。これが49分に的中する。アタッキングサードでの連続するパスワークで PK を獲得し、同点。その後、何度かの決定機を逃し続けたが、結局 1-1 のドロー。しかし、日本代表は高地対策などの準備がよく、コンディションで上回り、個人技の高い強豪国との五分に渡り合った熱戦は会場を大いに沸かせた。

好漢・吉武監督はいう、「日本の課題はゴール前の決定力。次のアルゼンチン戦に向けて、気を抜くことなく、リーグ戦の1位を目指して、全員で取り組んでいきたい。」

estadio universitario



翌日、空港で移動中の代表と出会う。
吉武監督は以前、研修でご一緒したメキシコ第二の都市・グアダラハラの話題を持ち出すなど終始リラックスした表情。そして、拓実や No19 高木大輔(東京ヴェルディユース)と挨拶。初対面にも関わらず、大輔の明るさは眩しい過ぎるぐらいで、実力だけでなくチームのムードメーカーとしての役割を担い、飛び級の選出も納得できる。浪速っ子・拓実とは、「トップで待ってる。」、「はい!」の短い会話であったが、思ったより力強い握手と目を逸らさず、しっかりと直視する態度にはいっぺんに魅了された。スターの卵はここにいた。自分の来季契約如何に関わらずサポートしていきたい。



そして、第3戦 vsアルゼンチン。
日本代表は引き分け以上で決勝トーナメント進出が確定。それに対し、テクニックで上回るアルゼンチンはこの試合を勝つことが2位以内に入るための絶対条件であった。強いスコールの中でのキックオフ。

前半4分、拓実が起点となり、こぼれ球を明るい大輔が詰め、先制。20分、右CKからのヘッドで追加点。74分、拓実の献身的なチェイスからスローインを得ると、素早く左サイドを走る鈴木武蔵へ、そして、中央の秋野、3点目。試合は決まった。

その後、拓実はチームの得点チャンスにも確実で安全なパスを選択せず、あくまでも個の突破とゴールに拘ったエゴイスト・プレーに終始した。これには賛否両論あるだろうが、個人的には「よくやった!」と支持したい。何故なら、敗戦のリスクが無くなった試合であるからこそ、拓実自身の課題への挑戦であり、後年ライバルとなる可能性を持つこの年代との力勝負を試す時は今をおいてないからである。しかし、日本選手交代直後の87分、勝利を確信し、足を止めた日本選手全員の油断をつき、アルゼンチン10番がハーフウェイライン付近からのロングシュートで失点。油断禁物。だが、試合もここまで。全員でボールを動かし続けた日本代表が、グループBを勝点7の首位で堂々と突破し、18年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。

吉武監督、「日本にとって良い内容だったとは思えないが、我々にとってはラッキーな勝利だったと思う。今日の試合の成果と言えば、フィールド選手全員がこの3試合でピッチに立てたということだ。」

estadio morelos


今回の視察で特質すべきはメキシコ人観客の日本代表や日本応援団に対するフレンドリーさと楽しさと寛大さであった。異国の地にあって確実に日本代表を後押ししてくれたのはメキシコサッカーの伝統であるスタンド一体となった大きな掛け声である。「Puーto~」、サラウンドで聞こえてくる上品ではないこの言葉の意味は敢えて述べないが、相手 GK がボールをキックするたびに嘲り揶揄する。1万人を超える招待のメキシコ小学生たちは意味も解らず連呼する。そして、日本代表のパスワークに対し、バルサ並の「Ole、Ole、Ole!」まで飛び出した。

吉武監督、「そして今日はメキシコのサポーターも含めていい雰囲気で応援してくれたので、それが力になったと思う。」
これこそ応援の力だ。

さあ、ニュージーランド戦が始まる。



Today's My Favourite Song


Index of all entries

Home > 2011年06月

Tag Cloud
2014 Count down

大阪税理士が送るWroldCup

Return to page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。