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友を送る

  • Posted by: y.homma
  • 2013-11-27 Wed 18:54:17
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彼が天に召されたのは9月15日、ちょうどブラインドサッカー体験教室in 長崎の日。その前日、彼の遺作とも呼ぶべきブラインドサッカーAnthem の映像を初披露したばかりだった。享年59歳。

約30年に亘る付き合いになる。それぞれの道で師と仰ぐ共通の先輩の存在があり、我々は結びついた。彼は僕との関係を他人には「兄弟弟子」と表現していた。そして、僕が作曲家としてヨチヨチ歩きだった頃、「ひらけ!ポンキッキ」という番組で協働することになる。そのディレクターだったのが彼だ。それ以来、青く、若かった我々は、子供に何を大人として本気で伝えるべきか?大人も楽しめる子供番組は成立するのか?などなど唾を飛ばしながら、夜を徹して語り明かしたものだ。そして、2005年頃から彼は日本サッカーの未来における音楽と映像美の可能性を唯一、共有出来る存在となったのだが・・・喪失感と無力感を抱えたまま、ここでそれを伝える事は今日まで僕には出来なかった。

2ヶ月と10日後に「送る会」が開かれた。まだ釈然としないが、僕自身、ある種のケジメはついたとしなければならないのだろう。残されたご家族が語る死因は、前例が無いほどの特別に進行の速い壮絶な病だったそうだ。その脅威の敵と闘う時間も無かった。無念だっただろう。彼が映像制作者として、それほど興味の無かったFootballの世界へ僕は強く彼の手を引き、共に夢を語った。そして、日本代表やCerezo大阪、ブラインドサッカーなどで数多くの素敵なプレゼントをしてくれた戦友とも呼べる彼の死はそう簡単には理解出来るものではない。僕たちの夢は、関わったそれぞれのチームにいずれも世界一の観戦環境を創ることにあった。そのために映像論を交わし、提案し、挑戦し、表現してきた。そして時には、現実主義者達にその本質を理解されず、挫折もした。我関せずの傍観者には荒唐無稽の企みと映ったのかもしれない。しかし、JFA2005年宣言もいうように夢がなければ強くなれるはずもない。僕達は今もその想いに偽りは無い。だからこそ、未だ見ぬ道を切り拓こうとする勇敢で冷静な友との永久の別れという事実は受け入れ難いのだ。

彼の経営する会社は、「映像」と「音楽」と「スポーツ」の力で「夢」と「感動」と「勇気」を伝え、この文化の遺伝子を次の世代につないでいく、と謳っている。そのロゴマークはこれ。

峯一郎

シンボルマークは何故か4枚花弁の桜だ。1枚足りない。それは彼が足りないピースを仕事の中で創り出し、それを加えて5枚の完成形を目指そうとする意志の表明だったのではないだろうか。そこでCerezoの映像制作を依頼した時に見せた彼の満面の笑みにも合点がいく。桜の愛に満ち溢れた人物だったのだ。


我々の世代になると会場に集まる弔問者は昔の仕事仲間の同窓会といった様相になってしまう。そこでは至る所で口々に彼の功績や人格の素晴らしさが語られていた。確かに、この業界における彼の手腕と温厚さは比類なきものであった。しかし、本当の彼のストロングポイントは違う。それは一度決断したら、最後まで絶対にやり通すという秘められた芯の強さにあったと思う。つまり、愛すべき頑固者だったのだ。「彼の意志を継いで」などと大それたことを僕は広言しない。僕に出来ることは唯一つ。それは彼と夢見た未知の世界へと迷い込むだけだ。きっと、彼は僕の道標となる眩い光となってくれるだろう。合掌。

細身で背の高い彼の名は峯一郎という。

そして、海をこよなく愛した男にこの曲を贈る。



Today's My Favourite Song

新たな支援

  • Posted by: y.homma
  • 2013-09-12 Thu 21:57:34
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先述した9月14、15日のブラインドサッカー体験教室にまた支援の輪が大きく拡がり、長崎の皆様の情熱とご厚意をいたく感じている。先日のご報告では1社のみのご協賛が、賛同者各位のご尽力によって以下のご協賛を頂いた。

特別協賛
カフェ・レストラン Lekker
http://lekker.co.jp/

レッケル

協賛
銅座 呑/(株)高松設計コンサルタント/㈱クリ―ン・マット/BJカンパニー/サッカーショップ KIN/
SHUSHU/えんにちばぁ~/甲田鮮魚 銅座店/白水堂/どんどん亭/南蛮亭/なんなり/エムティー㈱/
大松屋/コアラ電通/花うさぎ/くいのみ処 睦/原歯科/キッチンタバタ/長崎市立野母崎小学校職員一同/
長崎市立野母崎中学校職員一同/


本来であれば、直接皆様をお訪ねし、感謝の意を述べさせて頂きたいところですが、遠方ということもあり、この場をお借りしてご挨拶いたします。この度のお力添えに何とお礼を申し上げればよいか、言葉もありません。ご期待に沿えますよう、このイベント遂行を全力で努めます。心より感謝申し上げます。


Today's My Favourite Song


喜びの後で

  • Posted by: y.homma
  • 2013-09-10 Tue 19:22:59
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56 年ぶりに聖火が帰ってくる。2020 東京五輪開催決定によって国中が小躍りして快哉を叫んでいる。もちろんブラインドサッカー界にも新たな朗報である。これまでは異なっていたパラリンピックとオリンピックの所管が文科省に一本化されることで、選手強化にも大きな進展を与えるだろう。ただ水を差す訳ではないが、安部首相の安全宣言は信用して良いのだろうか。ならば彼が福島の土壌汚染地区に住み、現地の魚や野菜をたらふく食って地元住民や我々を安心させてほしいのだが・・・勘繰れば、時の権力者の常套手段は現実から世界や国民の目を逸らすために、このような高揚感と取らぬ狸の経済効果を利用する。それは歴史が証明している。

都民は必然的に交通渋滞や建設ラッシュの騒音などに7年間悩ませられるだろう。その結果、「生きていく」ことに相応しい首都が再構築されるのであれば、納得もできる。全ては大義のためだけではなく、日本の良き伝統や歴史、文化を尊び、新施設と美しく共存できることを願う。前回五輪では「お江戸日本橋」の真上を首都高が走る奇妙な景観を生み出した。

日本橋 首都高

震災復興や放射能汚染水漏れの国際環境問題、さらに経済再生や外交等の諸難題を先送り、あるいは対策のスピードダウンとならないのか?また、賛成票の内訳はどうだったのか?まさか我が国の政治混乱を危惧する先進国を中心とした勢力が「五輪は渡す。その利益で他国に迷惑を掛けないように国内をしっかりせい」と票に関与したのでは?などとあらぬ妄想をするばかり。

放射能汚染水漏れ


この際、我々が開催する「東京五輪とは何か」をあらためて自問自答し、具体的に国と民が「未来の国づくり」を真剣に再考する責任を自らが課す、その契機にしてはどうだろうか。それは、この祭典が国民ひとりひとりにとって理解し易いナショナリズムのひとつであり、身近に国との関わりを考えるチャンスであると思えるからだ。我々は日本に残された数少ない?幸福に向かう手段である「スポーツを通じて豊かになる」ことに否が応でも直面する。

そして、敗戦後の急速な復活と国際社会復帰アピールの意味合いを持った 1964 東京五輪と比較すれば、前開催から 56 年後の日本の成熟度が世界に再評価される絶好機である。宮崎駿氏の言葉を借りれば、「この世は生きるに値する」。言うまでもなく、我々はそんな今と未来を子供たちに伝え、繋げる使命を帯びているのだ。しかし、早急に解決しなければならない諸問題を五輪準備とどう折り合いをつけながら7年後をどう迎えるのか?さらにその先の基本構想は・・・

国と民は「日本の在り方とその未来」を問われている。そういえば、1964年大河ドラマ「赤穂浪士」大石内蔵助役・長谷川一夫の名科白は「おのおの方、ご油断召さるな 」 だった。

長谷川一夫 赤穂浪士
長谷川一夫


一方、ブラインドサッカーin 長崎へ新たな支援の輪がまた広がった。数日間続いた時折激しく窓を叩く雨の不思議なリズムやクラスターな響きも何故か心地良い音楽に聞こえてしまったのはそのせいか。。先日も何気に「牛も知っているカウシルズ」というこれまた古いキャッチコピーで有名な The Cowsills「雨に消えた初恋 The Rain, the Park and Other Things」の軽快なサウンドが脳内で響き渡っていた。

協賛:音丸水産

後援:NIB 長崎国際テレビ、ANA クラウンプラザホテル長崎グラバーヒル 

協力:株式会社 meme


以上各社がRoad to Rio 2016 Voy! Blind Soccer Anthem 制作委員会の趣旨に賛同して頂けたのだ。そのご厚意と優しい眼差しに対し、感謝の言葉も無い。みんなの準備になおさら拍車がかかる。ちなみに、ANA クラウンプラザホテル長崎グラバーヒルは体験教室用飲料水のご提供、また株式会社 meme は Blind Soccer Anthem 用映像制作のご協力となる。 


音丸水産

特に、音丸水産・岡部社長からの連絡では当社の大人気商品「しめ鯖」を格安でチャリティーに出品とのこと。完売必至。この際、是非極上の「ときさば(旬さば)」をご賞味あれ。

このイベントはその趣旨からも出来るだけ多くの方々に参加、ご支援して頂きたい。しかし、準備できた原資もなく、ご支援・ご協力にも小さなコミュニティでは限界がある。そんな時、あしながおじさんか季節外れのサンタクロースが不意に現れたような初の協賛にいたく感動した。感謝の念に堪えない。

http://www.otomarusuisan.co.jp/item/2010/08/shimesaba10.html#more

なお現在もご支援を随時受付中。日本ブラインドサッカー協会 info@b-soccer.jp 、ブラインドサッカー協会長崎支部準備委員会事務局(095-826-6954)迄、ご連絡下さい。



Today's My Favourite Song


I have a dream

  • Posted by: y.homma
  • 2013-09-03 Tue 23:23:01
  • Others

合宿スタイルの SMC 本講座のセッション 1 を受講した。

http://els.jfa.or.jp/info/smc/hp/honkouza.html

https://els.jfa.or.jp/info/smc/hp/smc.html

受講生は全国から馳せ参じた多士済々の精鋭25人。この講座の目的は「自立した魅力あふれるスポーツ組織づくりを推進し、スポーツ文化の創造、人々の心身の健全な発達と、社会の発展に貢献できる、優秀なスポーツマネジャーを養成すること。」つまり、人材育成事業と謳う。私は自分研きのつもりで単純に興味のある事、好きな事を学ぶという気軽なスタンス。ところが、現実は厳しく、這うようにやっとの思いで昨夜、帰還。

帰還の意は「遠方から帰ってくること。特に、戦場などから基地・故郷などに帰ること。」とある。この語彙を使うことが大仰な言い方に聞こえないほど内容が濃密で高度な講義と、そのテーマから自力で考え、組み上げる作業が連日続く。それは自我をも見つめ直しながら進む、自己との激しい格闘だった。そして、ひどく消耗し、混乱してしまったのだ。

しかし、嵐のような受講後、再確認できたこと。それは各課題に真摯に、且つ全力で立ち向かえば向かうほど「良い問題を見つける」可能性が高くなるということ。さらに突き詰めれば、

「生きていくこと」とは?

生活を遊ぶとは?

この大きな命題に半年間、体調も含め、課題「猛読のススメ~100冊読む意味~」などを鍵に万全の準備で臨む。表題は米公民権運動の指導者として活動した Martin Luther King 牧師の有名なスピーチの一部であるが、このように高邁な理想を簡潔な文体や言葉でわかりやすく伝えるちから、ものごとの本質を抽象化できる能力を身に付けたい。


丘の上で100年。 

YCAC 6 
YCAC 2  
視察した老舗クラブの代表、横浜 YC&AC 。クラブハウス内の廊下で見つけたエンブレムタイル。




Today's My Favourite Song


ブログ、再び。

  • Posted by: y.homma
  • 2013-08-19 Mon 20:13:00
  • Others

作年の最終ブログからあっという間に一年以上が過ぎてしまった。

書くことを止めた訳ではなく、書けなくなっていたのだ。理由は僅かばかりの介護と忌服。特に喪に服す間は公式には何も語らず、何も問わず、何事にも捉われず。そして、個人的には肉親への記憶を自分なりに記録する時間であり、原戸籍を辿りながら私の出自を確認する作業でもあった。

その中で得たものは大きかった。周りから降り注いでもらった海のような愛情を再認識するだけではなく、曖昧な過去の祖父母、両親、親類から伝え聞いたホラと、或いは眉唾に思えた話の断片が、ジグソーパズルの要領で繋ぎ合わせて見ると殆ど事実だったのだ。詳しい内容は書けないが、これにはかなり驚いた。

家を継ぐ者の使命として代々の慣習を尊び、先祖を敬うことを果たせるのか。
さらに後世までバトンを渡せるのか。

“To be, or not to be : that is the question.”


ともあれ、拙文を再開する。




Today's My Favourite Song



scarborough fair simon and garfunkel

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